3-基本方針-12年齢・在職年数によらない職務給制度
職務ごとに、その価値、難易度などによって賃金があらかじめ決まっており、労働者はより条件の良い職位を求めて昇格あるいは転職が可能です。「職能給」や「年齢給」とは異なり説明性、客観性が高いのが特徴です。
ちなみに職能給とは従業員の有する能力の程度に応じて給与を決定する制度です。
能力を正確に測定することは困難なことから、年功序列的な運用をされることが多いです。
やる気のあり優秀な人材が認められるためには年齢・在籍年数によらない職務給制度が必要です。また、この制度でしたら欧米のように人材の流動化が行われやすくなり、やり直しやキャリアアップを目指しやすい社会になります。