諸田ひろゆき 公式Blog
2013年8月28日
イプシロン打ち上げ中止について
本日は、西焼津駅北口及び南口にて街頭演説を行いました。
今朝の街頭演説での「朝刊を読んで思った事」でイプシロン打ち上げ中止について思ったことを述べました。
私は素晴らしい決断だったと思います。
記事を読んだ時、NASAのスペースシャトルチャレンジャー号が発射後爆発してしまった事故を思い出しました。あの後様々な人々が原因について研究をしたなかで、異常を発見しても発射中止に移れなかった社内風土に問題があったことを指摘している論文があります。
技術者は時間通り発射させ成功させないといけないプレッシャーを掛けられます。そのような社内風土の中で異常が過小評価されたり責任の所在があいまいにされたりした結果、あの事故を引き起こしてしまったというのです。
今回はどうだったでしょう。
数日前からマスコミや新聞はイプシロン打ち上げの話題で持ちきり。
現地でも多くの見学者が楽しみに来てくれている。その中には小学生が夏休み最後の思い出に遠方からわざわざきている。
世界中から注目されている。
延期することでどれだけのコストを含めたダメージを食らうか計り知れない。
相当のプレッシャーがあったと思います。
そんな中で発射19秒前に姿勢異常検知。
打ち上げ中止決断!
私はどんな小さな懸念でも中止するという社内風土をスペースシャトルチャレンジャー号の失敗から学び作りあげ、実際に決断ができたことに感動しました。
皆さんはどう思いましたか?
今週の街頭演説は以下の場所でAM7:00~AM8:00まで行う予定です。
26日(月)焼津登呂田交差点
27日(火)焼津駅
28日(水)西焼津駅
29日(木)島田駅
30日(金)藤枝駅
現在147日、街頭演説目標4000日まであと3853日。
では、今日も一日がんばりましょう!