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世のため人のため、謙虚かつ大胆に挑戦。大阪維新の会「維新政治塾」塾生

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トリクルダウン理論


 

 

街頭演説335日目、焼津豊田交差点。

 

急激な円安が進んでいます。円安と株価とは7割の相関関係があると言われていますので株価も上昇します。株価の上昇によって株を持つ富める者が富めば自然に富が貧しい者にも浸透(トリクルダウン)するというのがトリクルダウン理論でアベノミクスが目指しているものです。しかし、このトリクルダウン理論には懐疑的な意見もあります。

その理由として『トリクルダウン理論は、発展途上国のように一般市民の所得が圧倒的に少なく一般市民の消費が国内経済に大して貢献しない場合、もしくは人口が少なくて国内市場規模が小さい小国家の場合は現在も有効である。ただ、先進国や人口が一定の規模を超える国々では一般市民の消費が国内経済に大きく貢献している為、トリクルダウン理論は必ずしも有効ではない。近代国家は経済構造が複雑化しており、「富は必ず上から下へ流れる」といった単純な概念は当てはまらない。トリクルダウン理論は、一般市民の消費が企業を支え、経済を回し、国家を成り立たせ、「富が下から上へ流れる」という状況を想定できなかった時代の理論ともいえる。』

トリクルダウン理論は別にしても円安で輸入物価が上昇することは当然でその上消費税が10%になって賃金が上がらなければ正にトリプルダウンだ!