諸田ひろゆき 公式Blog
2014年11月18日
なぜ解散に大義が無いと言われるか考察
街頭演説338日目、西焼津駅北口。
なぜ解散に大義が無いと言われるか考察
【大義有派】2年前の解散時に自民、公明、民主の3党合意で決まった重大な政策を先送りするのだから国民に信を問う必要がある。
【大義無派】景気条項の入っている法律なので法律に則って粛々と延期で問題無いはず。
【大義有派】原則は消費税を上げると書かれているのだから改正をしないと延期はできない。大きな問題なので国民に信を問う必要がある。
【大義無派】では、国民に問う論点は「増税先送りに賛成しますか?」となるのか。野党も増税先送りしろと言っているので論点にならない。
むしろ先延ばしということは景気浮揚に失敗したわけでアベノミクスの失敗を指しているので総理は辞めるべきではないか。
【大義有派】いやいやアベノミクスは失敗していない。景気回復基調にある今、成功させるために延期するだけ。そこの信を問う。
この位のやりとりが大義有派と大義無派の言い分となっていると感じます。
でも、そもそも大義という建て前の前に隠れている本音を探ってみると、スキャンダルがあり国会運営がうまくいかなくなり支持率が下がる。来年さらに不人気な政策があり支持率が下がる前に解散してしまおう。今なら野党も選挙態勢が出来ていないので勝てる。正に「いまのうち解散」が本音。一票の格差問題もそのまま、女性の活躍推進法案もないがしろ、自己の都合だけで選挙費用約700億円を使う。こんなことをしていると痛いしっぺ返しが必ずくると思う!