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建設委員会答弁内容


 


建設委員会での質問内容です。
多くの質問の中から、特に地元焼津に関する2つの質問について報告いたします。

<答弁に対するお願い>
質問に先立ち、答弁に対するお願いがある。某県議の一般質問において、知事に答弁をお願いし、知事が手を挙げられたにもかかわらず、鈴木部長が答弁されたため、重い決意のもとで答弁を行うと期待したが、残念ながら私の期待するものではなかった。
最近、忖度という言葉を聞くが、仮に知事に変な忖度があるのであれば止めてもらいたい。

<質問項目>
焼津漁港における津波対策に関する地元説明について
<質問内容>
県はこれまで、防波堤の粘り強い化などについて説明しているが、水門検討については内容を示していない。地域の方々は水門検討の具体的なスケジュールを聞きたいと思っている。
5W1Hに当てはめた説明をお願いする。
<漁港整備課長>
焼津漁港の津波対策は、平成27年3月に承認された「焼津漁港津波対策検討委員会」の基本方針に基づいて進められており、漁港内の水産業の減災については、防波堤の粘り強い化と水門等による減災対策を検討することとなっている。
検討対象のフラップ式可動防波堤には不確実性の課題がある。県は、本年度、課題の整理と費用対効果の算出を行う予定であり、結果が出るのに2から3年かかる可能性がある。
専門のコンサルタントへ委託した上で、県港湾局、焼津漁港管理事務所及び焼津市が精査し、検討の過程をニュースレターのような形で、地元関係者の皆様にお知らせする。
漁協や地元自治会への説明会については、8月を目途に開催を予定している。
第4次地震被害想定の津波高はTP+3.5m(地盤から約1.5m)であるが、昭和40年代に高潮対策で整備したTP+6m(地盤から約4m)の防潮堤と同程度の高さの防潮堤が(内港に)できると認識している地元の方々もいる。現地に高さを示すものを設置し、わかりやすく説明をしていく。
漁協や地元自治会に8月を目途に説明し、水門の検討をする委託業務を9月に契約する予定である。不確実性があるものを確実なものにしていく検討をする。
<要望>
今回は、水門検討のスケジュールのみについての質問であるが、答弁のとおり、県の想定津波高と地域の方々の認識にギャップがある。前提がかみ合っていないと、議論は平行のままである。地元説明で県の想定津波高と地域の方々の認識のギャップを無くなるよう丁寧な説明を求める。

<質問項目>
県道大富藤枝線の整備について(事業着手準備制度)
<質問内容>
4月末までに地元同意書が県に提出されているが、県は同意書に不備があるということで認めていない。その後、地元との調整がつかないとの理由で、7月末現在地元説明を行っていない。丁寧な説明が必要というのなら個別に説明を行えたはずだと問うと、事業着手しなければできないとのことであった。
事業着手準備制度は、メリットもあるが、デメリットもある。今回の事例では、デメリットの面が大きく出ているのではないか。
知事は、スピード感をもって、前倒しできるところはしていくと言っている。事業着手準備制度が、知事の思いと違い時間がかかってしまうのであれば、ある一定の条件をあてはめて見直すべきではないか。
その点について、鈴木部長に伺う。
<交通基盤部長>
事業着手準備制度自体はいい制度であると思っている。20年前に比べて、道路予算は3分の1という状況の中で、的確な維持管理費を確保しなければならず、そういった中で地域の皆様の御要望に応えていく必要があり、事業着手準備制度を設立した経緯がある。
経験的に、事前に合意形成が完全に得られず、事業がスタートした場合、測量に入れないケースが多々見受けられる。予算を付けたとしても、着工出来ないこともある。そのような懸念を事業化する前に、予算化する前に、あらかじめ地元と協議、解決しながら進め、ある程度地域の合意が得られたら事業に着手する制度である。現行の制度自体は、決してスピード感を落とすものではなく、着手したら、スピード感を持って事業が進められる制度と認識している。そういった意味では、上手くいっていると考えている。
<再質問>
総論的にはメリットもあるが、個別的に見れば、デメリットがあり、現行の制度では、事業着手前に個別には説明できないと聞いている。
もう少し柔軟性をもたせた方が早く出来るのではないか。その点を伺う。
<交通基盤部長>
個別に対応できないということは始めて聞いたが、このことについては、改善すべきところは改善していく。
<要望>
柔軟な対応で早期事業着手をお願いする。

いかがですか?焼津選出県議として地元案件もこのようにしっかりと取り上げ県の施策を促しています!
8月がスタートしました。今月も一日一日を大切にがんばっていきましょう!

街頭演説531日目 六間川北交差点