諸田ひろゆき 公式Blog
2021年1月7日
教育委員会での質問内容の一部を紹介
今回は教育委員会での質問内容の一部を紹介します。
夜間中学の検討についての質問ですが、前提知識としまして、現在県内には夜間中学はありません。
県は設置の検討を行っているところで、ニーズ調査及びアンケートを行っています。
特に高いニーズとして外国にルーツを持つ方々が日本語習得の場として学びたいというニーズがあります。
その他、引きこもりで十分な教育を受けられなかった方の義務教育をしっかりと受けたいというニーズがあります。
焼津市にも外国にルーツを持つ方々がおり、一定のニーズがありますので地域課題として注視しています。
私は設置に賛成の立場から、設置するのであればニーズに合った夜間中学を作るべきという問題意識で質問を行いました。
以下は質問の一部になりますが実際は再質問、再々質問を行い、議論の深堀りをしています。
問：外国にルーツを持つ子供たちに学びの場をボランティアで提供している方に聞いたが、夜間中学が出来ても、交通手段というハードルや仕事のために時間をつくれないというハードルがある。そうなるとオンラインやオンデマンドで距離的、時間的な問題を解決することもニーズに即した夜間中学として大切になると思うが所見を伺う。
義務教育課長
基本的に夜間中学は対面式の授業というのを文科省が原則にしております。
認められているものはオンラインによる遠隔教育特例校という制度がございまして、オンラインであっても、中学校先生がいる学校にまでは行っていただいて、そことのオンラインというのは認められています。オンライン教育を今回導入するとすれば、県内に１か所か２か所か拠点校を置いて、そことオンラインでつなぐということは特例校としては認められているますが、オンデマンドでただ見るだけということで中学校卒業ということにはならないというふうに考えております。
要望：オンライン学習システムの全国展開を国は進めているので、この考えを夜間中学にも適用してもらえるよう国に働きかけを行い、オンライン、オンデマンドで授業を行える夜間中学を整備して頂きたい。
その他の質問項目
ICTを活用した教育内容の充実について
学校連絡のデジタル化について
教材データの効果的な活用について
ご意見ご感想がありましたら是非コメントをお願い致します。
