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維新八策 言葉の意味 行政プロセスとは


おはようございます。諸田ひろゆきです。

 

次期衆院選で維新の会が政権入りした場合に竹中平蔵氏を閣僚に推薦することを検討しているようです。経済・金融政策に強い方ですので日本の景気及び膨れ上がった借金をどうにかしてくれると期待が持てますね。

 

さて、今日も維新八策で使われる言葉の意味を簡単に説明したいと思います。

 

今回は、「行政プロセス」の意味です。

維新八策の2番目にくる政策は「2.財政・行政・政治改革~スリムで機動的な政府~」です。

そして、「理念・実現のための大きな枠組み」が4項目、更に「基本方針」が16項目掲げられています。

その「基本方針」の中に「密室の談合を排した行政プロセスの可視化」という項目があります。

 

ここでもまた分かるようで分からない言葉「行政プロセス」が出てきました。

 

そこで今回も分かっているようで分からない。知っているようで説明はできない。

そんな言葉の意味を説明します。

 

行政プロセスとは

行政においての5W1Hを指します。すなわち、いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)決定し実行し検証したかの過程をいいます。

 

具体例を挙げますね。

 

記憶に新しいところですと、大飯原発の再稼働における行政プロセスの問題が挙げられます。

 

新たな政策なり規制の原案を作成する場合、通常は審議会などの場で有識者の議論を踏まえて行います。しかし、民間の有識者などがまったく関与しない中で原子力安全保安院の官僚だけで原案が作成され、かつ原子力安全委員会の見解を聞くこともないまま、野田首相以下の四閣僚による協議(四大臣会合)だけで安全基準を作り、更に大飯原発の再稼働が安全上問題ないことを“確認”してしまいました。更に議事録も作成されていませんでした。

 

ここでの問題は行政プロセスのうち、だれが、どのように、という部分で審議会や有識者の議論という手続きを踏まず決定した点です。勿論議事録を作らなかったことにより決定の過程が後に検証できないことも問題です。

これでは国民の生命財産に関わる大きな問題を決定するのに結論ありきの密室の談合に映りますよね。

 

このような疑念を持たれないように行政プロセスの可視化という仕組みを維新八策では掲げています。

 

是非これからも、大阪維新の会及び維新八策に注目してください。

 

では、今日も一日がんばろう!