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維新八策実現に向けて(27)


 

おはようございます。諸田ひろゆきです。

 

昨日は藤枝駅南口にて街頭演説を行いました。

暖かく、花粉も無い季節なので助かります。でも、もうすぐ暑い季節ですね。引き続きがんばります!

 

では、本日も「維新八策実現に向けて」と題して日々のニュースに維新八策をからめて理解を深めていきたいと思います。

 

維新八策実現に向けて(27)

維新八策「5-6 持続可能な制度、5-7 世代間・世代内不公平の解消」実現に向けて

 

平成25年度予算案が衆院を通過しました。安倍首相が次になすべきは、医療、年金などを持続可能とする社会保障制度改革です。

社会保障費の抑制は、国民に新たな負担を求める苦い薬です。

政権与党として参院選前に具体案を示し、有権者の判断を問う責任ある態度が求められます。

 

例えば、70~74歳の医療費窓口負担を1割に抑えている特例措置をやめることができるか。首相は16日の衆院予算委員会で「基本的には原則の方向(2割負担)に向けて実施していきたい」と答弁しましたが、高齢有権者の反発を恐れ本当に行うか注目が必要です。

 

また、若い世代に負担増を求める現状の年金に対し、給付額の見直しや支給開始年齢の引き上げなどに切り込むことができるかも注目が必要です。

 

ちなみに維新八策では、年金は現状の賦課方式から積み立て方式(+過去債務清算)に長期的に移行、過去債務清算は年金清算事業団方式にすることを掲げています。

これについては、以前にも「もっと詳しく」で説明しましたが、以下で再度説明しますね。

 

維新政治塾で講演をされた鈴木亘氏は年金問題の解決方法を以下のように述べています。

1)現在の年金制度は賦課方式(いまの若い世代がいまの老人たちを支えている)を積み立て方式(いまの若い世代が将来の自分のために積み立てておく)への移行を行うこと。

2)既存の年金債務は年金清算事業団のバランスシートに移し、積み立て方式になった国の年金会計から切り離す。

3)すでに保険料を支払った世代もこの年金清算事業団から年金をうけとり、また若い世代は積立てから受け取る。

4)年金清算事業団のもつ年金債務については、若い世代だけではなく、老人たちもその債務を引き受ける。ここが積み立て方式移行のメリット。現状の賦課方式のままだと若い世代にもっぱら債務が重荷になる。積み立て方式の移行では、若い世代と老人たちが税金の形でこれを少しずつ帳消しにしていくことになる。

5)年金清算事業団は当初は借金経営になる。それを資金調達するために年金清算事業団債を発行してこれは無理なく償還できる(詳細は鈴木亘氏の本「年金問題は解決できる! ―積立方式移行による抜本改革」を参照のこと)。

6)税金の財源は、消費税、さらに本書で強調されているのが、年金目的の追加所得税を各世代に薄く広く適用、相続税、老人世代の高額所得者&資産家への「防貧保険」としての「掛け捨て」の発想など。

 

いままでブログで説明してきた内容を、維新八策全文をベースに見やすくまとめたサイトがあります。

http://morotahiroyuki.jp/ishin8saku

 

是非これからも、日本維新の会及び諸田ひろゆきに注目してください。

 

では、今日も一日がんばろう!